穏やかな気候と美しい自然に囲まれ、のんびり生活できることで人気のニュージーランド。学費と滞在費が比較的安めなこともあり、暮らしやすいのが特徴。すべての大学が国立で、世界的にも高い教育水準が保たれている。大学以外にポリテクニックと呼ばれる公立の専門学校もある。
言語 | 英語 | 首都 | ウェリントン |
---|---|---|---|
面積 | 日本の約4分の3 | 人口 | 約520万人(2023年現在) |
国の特徴
ビザについて
観光 | 学生ビザ | ワーキングホリデー | |
---|---|---|---|
有効期間 | 90日以内 | 規定・学校によって異なります。 | 1年間(延長可) |
申請方法 | 不要 | 郵送 | オンライン |
規定 | 就労不可 | 条件によって可 |
|
英語について
オーストラリアと同様、語源はクイーンズイングリッシュとされています。
他国に比べ、ニュージーランドの英語はゆっくりと話す方が多い為、初心者にはお薦めです。ただし日本で英会話を学ばれた方や、他国への留学経験がある方などにとっては、初めは少し聞き取りづらさを感じるかもしれません。しかし語学学校ではスタンダードな英語を教えてくれるので安心です。
物価について
日本の3分の2以下で物が買えるくらい物価が安いのが特徴です。
また、都心部以外は買い物を楽しむような場所が少ない為、無駄遣い防止にもなります。学生ビザで渡航しても、14週間以上のコースで指定の学校であれば、就労が許可されます。
アルバイトは、物価が安い分時給も低いので、稼ぐというよりはお小遣い程度と考え、しっかり日本で蓄えてください。
治安について
全体的に治安が良く、郊外にはのどかな牧場や農地が広がっており、ゆっくり落ち着いて生活することができます。ニュージーランドの方は、他の英語圏に比べ、親日家が多いと言われていて、親切な方が多く、友達も作りやすい環境です。
ただし、治安の良さに油断してしまい、置き引きに合うケースもありますので、注意が必要です。
進学の特徴
学校数が少なく、入学基準が高い上、教育制度の違いもあるため、進学率が低いのが特徴です。
「物価が安いからいいかも」とお考えの方もいらっしゃいますが、進学先の授業料が安い他国と比較すると、総合的にはニュージーランドでの進学の方が高くなってしまう事もあります。評価の高い農業や旅行業などの分野で学びたい方に高い人気を保っています。
気候について
南半球に位置するため、日本と四季が逆になります。また北が暖かく、南が寒いのが特徴です。最南端でも街中に雪が降り積もる事は少ないのですが、山の上は雪が積もりスキー場で賑わっています。
語学学校選びのポイント
アットホームな語学学校が数多くありますが、イギリスやアメリカのような格安の語学学校がほとんど無いため、物価が安くても留学費用全体で見ると、短期留学の場合は航空券も含め、全体費用が高くなってしまうことがあります。沢山の学生で賑わう大学や専門学校付属の語学学校があり、真剣に学ばれたい方、積極的な方にはお薦めです。
またニュージーランドのホームステイは、優しく温かい家庭が多いので、留学初心者には特にお勧めです。
ニュージーランド留学できる都市を探す
ワンポイントアドバイス
ニュージーランドは積極的にワーキングホリデー協定国を増やし、国際交流に力を入れています。その為、街中では様々な国籍の留学生が多く見られます。
人口の10倍近くの羊がいると言われるニュージーランドで、のんびり田舎生活を満喫したい方にはおすすめです!
他の国を見る留学で最も重要な国選び。あなたに合った留学国をお探しします。