マルタ留学

マルタ留学

ヨーロッパのリゾート地として有名なマルタは、地中海に浮かぶ小さな美しい島国です。公用語として英語が話されており、ヨーロッパ諸国から多くの人々が訪れ、英語を学ぶ留学先として選んでいます。

言語	マルタ語 / 英語	首都	バレッタ
面積	日本の約1200分の1	人口	約46万人

国の特徴

マルタは、東京23区のおよそ半分ほどの面積の小さな島国です。中世ヨーロッパの雰囲気を感じながら、世界遺産として登録されている様々な見所を巡ることが出来ます。地中海に囲まれた美しい環境で、フレンドリーで温かいマルタの人々と交流しながら、英語を学ぶことが出来るでしょう。

ビザについて

日本人の場合、3ヶ月以内であれば学校に通うための学生ビザは不要です。
3ヶ月以上の長期留学の場合は、学生ビザが必要です。3ヶ月以上滞在することを決めてから、現地で申請することが可能です。最初に入国した際の滞在許可が切れる3週間前までにビザ申請をすれば、問題なく取得できることがほとんどです。また、12週間以上の長期留学の場合、留学後およそ半年後から、週20時間働くことが出来るようになります。働きながら学びたい方におすすめです。

英語について

マルタで現在使われている公用語は、マルタ語と英語です。観光業が盛んであること、また小学校から英語教育が熱心に行われることから、特にマルタ島に住むほとんどのマルタ人が英語を流暢に話すことが出来ます。マルタ人同士ではマルタ語、海外からの観光客には英語、と自由自在に使い分けが出来るのです。マルタでの英語は、ゆっくりとした話し方で、マルタ語の影響を受けたイントネーションが特徴的な、イギリス英語です。英語初心者には、このゆっくりとした話し方が聞き取りやすさにもつながり、会話がしやすいです。なまりが気になる、という方も、語学学校で英語を教えている講師たちはほとんどなまりがないので、学習に関してはあまり問題がありません。

物価について

マルタの物価は、日本と同じか、それより安いと言えます。できるだけ自炊をして、生活コストを抑えるようにすれば、北米やイギリスでの留学生活に比べると、費用を抑えて生活することが出来るでしょう。

治安について

マルタは、比較的治安の良い国です。マルタの人々がとても親切で温かい人柄というのも、その治安の良さを作っていると言えます。ですが、エリアによっては危険な場合もあります。トラブルが多いのは、マルサ地区のアルバートタウンや、ナイトクラブが立ち並ぶセントジュリアンのパーチャビルなどです。こういったエリアにはとにかく近づかないことが大切です。また、治安の良いエリアであっても、スマートフォンの盗難や置き引きなどの被害に遭うことはあり得ます。海外に出る時は、裏通りや薄暗い道を1人で出歩かない、夜に1人で出かけない、荷物はいつもきちんと自分で管理する、などの基本的なことを忘れずに過ごしましょう。

進学の特徴

数は少ないですが、カレッジ（1・2年制の大学や職業訓練校）と大学（3・4年制）、大学院（修士過程、博士課程）があります。国自体が小さいので、やはり学校の選択肢は少なくなってしまいます。そのため、マルタで語学力を身につけて、ヨーロッパ諸国の別の国へ進学する、というケースもあります。

気候について

地中海に浮かぶ島国、というと、一年中温暖というイメージが浮かぶかもしれませんが、実は冬は日本と同じように寒くなります。12月～2月は、ダウンコートを着たり、ブーツを履いたり、冬の装いをします。気温自体は、日本の一番寒い時期よりも高いのですが、冬の期間が短いことから、暖房の設備があまり整えられていません。室内でも温かく過ごせるように、冬の期間に留学する場合は、準備を忘れないようにしましょう。

夏は、地中海の美しさを満喫できる季節ですが、気温は40度以上になることもあります。日差しもかなり強いので、熱中症になったり、日焼けをしすぎたり、ということがないように、気をつけましょう。

語学学校選びのポイント

マルタに来る留学生たちは、とても国際色豊かです。ヨーロッパ諸国はもちろん、ブラジル、トルコ、コロンビアなど、様々な国から留学生が訪れています。以前に比べると日本人の割合が増えてきてはいるものの、全体としてアジア人の割合はまだ低いのが実情です。学校のレジデンスで国際色豊かな留学生たちと共同生活をしながら、語学学校で英語を学ぶのも良いですし、現地のホストファミリーのお宅にホームステイをしながら生きた英語を学ぶのも良いでしょう。語学学校はマルタ島中心部に集まっており、どの学校もアットホームな環境で学べると評判です。IELTSやビジネス英語などのコースもありますので、自分の留学の目的に合ったコースを上手に選びながら学ぶことをおすすめします。