“for example”だけじゃない!「例えば」の英語表現集
「例えば」を英語で表現したいとき、ついつい”for example”ばかりを使ってしまいがちですが、例を挙げる英語表現は他にもたくさんあります。
今回は「例えば」の英語表現を学び、日常会話をより豊かなものにしましょう。
for instance
“for example”とあまり使い分けされずに使われがちな”for instance”ですが、典型的な例を挙げる”for example”に対して、”for instance”は根拠となる実例を挙げるときに使われます。また、”for example”と同様に、文頭・文中・文末のどこでも置くこともできます。
What would you do, for instance?「例えば、あなたは何をするのですか?」
For instance, who do you recommend?「例えば、誰を推薦しますか?」
like
“like”は、ネイティブが日常会話で例を挙げるときに最もよく使う単語です。”for example”をよりカジュアルにしたもので、「〜みたいな」という表現です。
また”like”は、文と文を繋いで間を埋めるためだけに使うネイティブがとても多く、日本語でいう「えっと」「うーん」などに近い表現としても使われます。しかし、この”like”は連呼しすぎると教養のない人だと思われてしまうので、使いすぎには注意が必要です。
I like food like chocolate.「私はチョコレートのような食べ物が好きです。」
My sister is like me.「妹は私みたいです。」
such as
“such as”は訳すと「次のような」という意味で、”like”や”for example”と同じように例を紹介するときに使えるフレーズです。また、”such as”は”like”とは異なり、フォーマルな場や正式な文章などでも使用できるフレーズです。
I love flowers such as a rose.「私は、バラのような花が好きです。」
Young men such as you are needed.「あなたのような若者が必要です。」
to name a few
“to name a few”は「いくつか例をあげると」という意味です。口頭と文面の両方で使うことができます。
There are many restaurants near here, to name a few, A, B and C.
「この近くには店がたくさんあります。いくつか挙げると、AやB、Cなどです。」
英会話でとても頻繁に使われる表現ですが、意外と知らない使い方もあったのでは?例を挙げるときは、TPOに合わせてこれらの表現を使い分けてみてくださいね!