コロナウイルス関連の英語表現について
コロナウイルスに関するニュースが連日放送され、クラスターやロックダウン、ソーシャルディスタンスなどの言葉を聞く機会も多いのでは?また、PCR検査や無症状など、英語では何と表現するのか一見分からない言葉もあるかと思います。
今回は、ニュースでよく耳にするコロナウイルス関連の英語表現をご紹介します。
1. cluster(クラスター)
「集合」や「群れ」といった意味を持つ”cluster”。日本のメディアでは「集団感染」という意味でよく使われますが、英語圏での「集団感染」は”outbreak”やepidemic”を用いて表現する方が多いです。”cluster”だけではネイティブに伝わらない可能性もあるため、”clusters of COVID-19 cases”や”disease cluster”などと表現するのが正確です。
2. lockdown(ロックダウン)
元々、囚人を監房に閉じ込めるときの刑務所用語として使われていた”lockdown”ですが、今年世界的に使われる単語となり、日常会話やニュースでもよく耳にしていたのではないでしょうか?都市全体の封鎖は”full lockdown”、部分的な封鎖は”partial lockdown”と表現されます。
3. social distancing(ソーシャルディスタンス)
「周りにいる人と一定間隔の距離を保つ」といった意味で使われるこちらの単語。英語では”social distance”ではなく、語尾にingをつけた”social distancing”と表現されます。”social distance”は「社会的グループ(人種や性別)における心理的な距離」という別の意味になるので、英語圏で使う場合には注意が必要です。
4. test(PCR検査)
PCRとは”polymerase chain reaction”(ポリメラーゼ連鎖反応)の略で、PCR検査は英語では単に”test”と表現されます。「陽性結果が出る」は”test positive”、「陰性結果が出る」は”test negative”と表現するのも合わせて覚えておくと良いでしょう。
4. asymptomatic(無症状)
症状は英語で”symptom”と表現されるのに対し、無症状は”asympotomatic”と表現されます。また、この他にも”no symptom”や”without symptom”も同じ無症状という意味を表します。無症状患者は”asymptomatic patient”や”asymptomatic carrier”と表現されます。
いかがでしたか?以下のページでもコロナウイルスに関する英語表現をまとめているので、ぜひそちらも合わせてチェックしてみてくださいね!
https://iac-academy.com/virus-english/