ニュアンスで使い分ける英単語5選
英語を勉強し始めた日本人がよくつまずくのが、似た意味を持つ英単語のニュアンスの使い分け。正しく理解すると、英語がより一層楽しくなります。
今回は、似た意味を持つ英単語5選をご紹介します。
1. 小さい:small と little
この2つは「感情が伴うかどうか」で使い分けます。
small:サイズの小ささだけで、感情は伴わない
(例)I met a small girl. 「私は小さい女の子に会いました。」
little:サイズの小ささだけでなく、感情が伴う
(例)I met a little girl. 「私は小さくて可愛い女の子に会いました。」
2. 選ぶ:choose と select
この2つは「主観的か客観的か」によって使い分けます。
choose:主観的に好ましいものを選ぶ
(例)I chose this university. 「私はこの大学を選びました。」
select:客観的に好ましいものを選ぶ
(例)He was selected as the leader. 「彼がリーダーに選ばれました。」
3. おそらく:perhaps と maybe
この2つは「確信の度合い」によって使い分けます。
perhaps:70~90%の確信がある
(例)I’ll probably pass the exam. 「私はおそらく試験に受かるだろう。」
→受かる可能性は高い
maybe:40〜60%の確信がある
(例)Maybe I’ll pass the exam. 「私はおそらく試験に受かるだろう。」
→受かる可能性は半々
4. 美味しい:yummy と delicious
この2つは「カジュアルかフォーマルか」によって使い分けます。
yummy:カジュアルな場面で使われる
(例)This pasta is so yummy! 「このパスタはとても美味しいです!」
delicious:フォーマルな場面で使われる
(例)The dinner here is delicious. 「ここのディナーは美味しいです。」
5. 家:house と home
この2つは「物理的か心理的か」によって使い分けます。
house:物理的な建物としての家
(例)My house was built last year. 「私の家は去年建てられました。」
home:心理的な帰る場所としての家
(例)I am at home now. 「私は今家にいます。」
いかがでしたか?日本語では分からない英語特有のニュアンスは他にもたくさん。これらを学んで、ニュアンスの違いを理解できるようになりましょう!