バンクーバー国際空港(カナダ)の入国審査について
カナダのバンクーバー国際空港は、2017年4月に飛行機内で配布していた税関申告書を廃止し、Border Xpress(ボーダーエクスプレス)と呼ばれる機械を導入しました。この導入により、列に並んで入国審査を待つ時間が33%も短くなり、入国審査の手続きがとてもスムーズになりました。
今回は、バンクーバー国際空港の入国審査の手続き方法をご紹介します。
飛行機を降りたら、「カバンのアイコン(Arrivals:到着)」に従って歩きます。分からない場合は、降りた人のあとをついていけば大丈夫です。
すぐにエスカレーターで3階にのぼります。そのあとは「All Passengers(すべての乗客)」のサインに従って歩きます。
ひたすら進むと、またエスカレーターが見えてきます。そのままエスカレーターを降りると、2体のトーテムポールが見えます。その後ろにBorder Xpressが並んでいるので、空いているところに進みましょう。
カナダ国籍と外国籍の列は違うので、下記のサインに従って外国籍の方へ進みます。
Border Xpressのトップ画面で言語を選べるので、日本語を選択します。
個人情報保護に関する説明の画面が表示されたあとは、申告する人数を入力する画面になります。「ご一行の中でこの申告に含まれている人は何人ですか?」という質問なので、1人なら1を押します。
ここでは「日本」を選択します。日本以外からバンクーバーに来た方は、該当する国を選択してください。
「どこから到着しましたか?」という質問が表示されるので、経由ルートを選択します。回答は「米国から」「米国以外の国から直接」「米国以外の国から米国経由で」の3つの中から、該当するものを選択してください。
下記のように顔写真のページを広げて機械にデータを読み込ませます。
カメラ(黒い丸い部分)の方を向いて写真撮影を行います。サングラスや帽子、マフラーは外して撮影しましょう。
旅行や留学など、該当するものを選択してください。
数字のキーボードで、到着日を含めた出発日までの日数を入力します。
「免税枠を超過していますか?」という質問に「はい」または「いいえ」で答えてください。
火器や武器、生肉、1万カナダドル以上の現金などを持っていないかどうかを申告します。何も該当しない場合は、画面右上の「すべていいえ」を押してください。すると最後に証明の画面が出てくるので、申告が嘘でなければ「証明する」を押します。
写真撮影が終わると、写真つきのレシートが出てくるので、レシートを受け取って入国審査官の方へ進んでください。
入国審査官に下記の書類を見せられるように準備してください。
(1)パスポート
(2)入国カード
(3)Eticket
(4)学校からの入学許可証
(1)パスポート
(2)入国カード
(3)ビザ用紙
(4)学校からの入学許可証
→学生ビザの方のみ / ワーキングホリデービザの方は不要
審査官から英語で入国目的や滞在日数などを聞かれます。パスポートに入国スタンプが押され、滞在有効期限が記入され、パスポートが返されるので、受け取り後に必ず滞在期間を確認してください。
「Sightseeing」と答えましょう。また、2週間以上の方は入学許可証を提示し、「To study English」と答えてください。
「To study English」と答えましょう。
「Working Holiday」と答えましょう。
入国審査が済んだら、次は預けておいた手荷物の受け取りです。自分が乗った飛行機の便名が表示されたレーンに行き、流れてくる荷物を受け取ります。特にスーツケースは似たデザインのものが多いので、自分のものかどうかをしっかり確認しましょう。荷物が見つからない場合や破損していた場合は、荷物預り証を持って係員に相談してください。
入国カードを職員に提出して、申告するものがなければ緑色のカウンターに行くように指示があるので、カウンターをそのまま通過します。この場合、特に検査はありません。免税範囲を超えるものを持ち込む場合は、赤いランプの課税カウンターで申告し、必要な手続きをとります。
いかがでしたか?今回は、バンクーバー国際空港の入国審査の手続き方法をご紹介しました。Border Xpressの導入により、スムーズになった入国審査。出国前に読んで、手続き方法を覚えておいてくださいね!