ちょっといい話 vo1
オーストラリア インフォーラムのJunさんからのメールです。読んでいるだけで、目の前に浮かんできますよ。
今日のお知らせは
1. 先日お知らせしたインフォーラムの長期留学、名づけてInforum Connection!
2. ちょっといい話
1.長期留学はただただ長く学校に通えばよい、というわけではないとINFORUMは考えます。
勉強したら使って伸ばす。例えば、バリスタに参加される生徒は、いきなりバリスタの授業を全部英語でするため、初回のレッスンは「分からない!」というパニックに陥りますが、2度目の授業ではしっかり復習も予習もし「何とか大丈夫」となります。
そんな感じの英語のチャレンジの場をもっと提供し、生徒達の英語習得のスピード加速に役立てばと、添付のINFORUM CONNECTIONSをオファーさせていただきたいと思います。
インフォーラムのコネクションである専門学校やボランティア団体などなど、色々なとこで学んだ英語にチャレンジしていただきたいと思います。
滞在期間に6ヶ月には4週間、1年には8週間のホリデーを設けます。ホリデーは滞在期間4週間以下で1~3度に分けとっていただき、その間レジャーや無料コースの受講にご利用いただけます。ホリデーの日程はお申込み時にお客様、もしくはINFORUMが仮で設定し、COEにもホリデーを取る事を明記します。ホリデーは取りたいコースや目的に合わせて入学後に私と相談しながら決定していきます。
休学する大学生の方、また社会人の方たちへももちろんお勧めです!
2.ちょっと良い話
インフォーラムのカウンターには、各国の味のある土産品が並びだした。
ブラジルの人形(妊婦で川に洗濯に行く女性。カリチバ地方の物。ダイアナは何で妊娠しているのに、洗濯を川にしに行かなくては行けないのか、と人形に近寄ってくるブラジル人男性をいつも責める)、コロンビアの相乗りバス(これでもかと積んである荷が七色なのがコロンビアっぽい)など。
そこにロシアのマトリョーシカが昨日仲間入りした。
本場の木製、手描き、7体!余りにも本物過ぎて、私も欲しくなる。(←歳を感じる瞬間)
去年の末まで学校にいたロシア人のニックが先週ひょっこり顔を出した時に持ってきてくれた物。
レセプション、スタッフルーム、サイモンのオフィス、次々へと挨拶して回るニックに”He~y!!!! Ni~ck!”とみんな懐かしい顔を笑顔で迎える。
大体どの学校もそうだと思うが、9対1の割合で良い生徒 対「くせもの」に別れる。
皆が嬉しそうに向かえるニックは入学当初実は10%に入るかなりの「曲者」だった。(今もかも)
ロシアから始めて海外に出た彼は、まだ”Brain Wash”された状態で来たから大変。どんな感じかというと。。。
ビーチのお決まり短パンにT-shitで登校するが、ブリーフケースを持ってくる。
学校のスタッフがにこやかで優しいのは何か魂胆があるから(←hello~nick!と笑いかけると、怪訝な顔をして通り過ぎてゆく。。。)
笑わない
International BBQのアクティビティーに参加し、BBQには手をつけず、隣で宅配ピザを「ロシアの料理以外は食べたくない」と言いながらほおばる。
少女がからむ携帯電話の事件は資本主義のでっち上げ。悪がって見せたいから、と理由も限りなくひねくれている。
福岡から来た日本人の生徒がボランティアに出掛けると、「金を貰わずに働くなんて、なんて馬鹿げている」とここら辺は社会主義から遠ざかった意見で対抗(苦笑)
スーパーのチンするだけの冷凍食品や温めるだけのパスタソースなどは「そんなもの、あるはずが無い」と存在自体を拒否。
こんな生徒がクラスにいるから先生も大変。涙を流してサイモンに相談に来る先生達も。
こんなニック、どうやらスタッフの優しさは、彼だけに向けられているわけではない事、また待てど暮らせど優しさの「裏」が出てこないことに気がついたのか、2ヶ月目には口元が少し緩み、3ヶ月目には声までは出さないが微笑むまでになった。サーフボードも購入、T-shirtだってピンクに。
IELTS6.0を目指していたのに7.0が出たことから学校に対する尊敬の念も生まれ、卒業式のスピーチでは「サイモン、いい学校だよ!」と皆が見たことの無い晴れやかな笑顔を見せ、そっちの方が怖いくらいだった。
彼はINFORUMのクラスメート3人(日本人とポーランド人)と揃ってUniversity of Queenslandへ来期から入学する。
昨日は妹もロシアから連れて来ていて、「ほら、俺が言っていたことは嘘じゃなかったろ!」と言わんばかりにスタッフのHey Nickの挨拶の度、妹の方を見てはにやにやしていた。
マトリョーシカ。。。なんか魂胆でもあるんじゃ???