あなたは説明できる? “Emotion” と “Feeling” の違い

「感情」を意味する代表的な英単語に “Emotion” と “Feeling” がありますが、これらは全く同じ意味を持つわけではありません。似たような場面で使われることが多いものの、実際には微妙な違いが存在します。
今回は、この2つの英単語の違いと使い分け方についてご紹介します。

Emotion

emotion

“Emotion” は、突然の強い感覚や心理的な反応を指す英単語です。怒りや悲しみ、喜びなど、一瞬の出来事や状況に対して急激に心が揺れ動き、コントロールが難しい感情のことを指します。
つまり “Emotion” は、何かが起きた瞬間に直感的に沸き上がる感情で、理性的に考える前に湧き出るものです。

His face showed no emotion when he heard the bad news.
「彼はその悪い知らせを聞いても顔に感情を出しませんでした。」

She couldn’t hide her emotion during the speech.
「彼女はスピーチ中に感情を隠せませんでした。」

Fear is one of the most basic human emotions.
「恐怖は最も基本的な人間の感情の一つです。」

Feeling

feeling

“Feeling” は、感覚や主観的な経験に基づいた心の状態を指す英単語です。前述した “Emotion” よりも持続性があり、より内面的で、個人の考えや経験などに深く結びついています。
つまり “Feeling” は、自分自身が何を感じているかを意識し、言葉で表現する際に使われることが多いです。

I have a strange feeling about this place.
「私はこの場所に対して何か不思議な感覚があります。」

She has mixed feelings about moving to a new city.
「彼女は新しい街に引っ越すことに対して複雑な感情を抱いています。」

He tried to explain his feelings to her.
「彼は彼女に自分の気持ちを説明しようとしました。」


“Emotion” は瞬間的に感じる強い感情、 “Feeling” はそれを内面で処理した結果としての感覚や感情を指し、これら2つには明確な違いが存在します。正しく使い分けられるよう、今回ご紹介した使い分け方を覚えておきましょう!

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