海外では通じない和製英語まとめ
日本には、日本でしか使えない和製英語が数多く存在します。英語だと思っていた単語がネイティブの人には通じなかった、という経験もあるのでは?
今回は、海外では通じない日本独自の和製英語をまとめました。
アイテム編
ノートパソコン:Laptop
日本では「ノートパソコン」という名前で普及している薄型のパソコンですが、海外では一般的に”Laptop”(ラップトップ)と呼ばれています。海外にノートパソコンを持っていく予定がある方は、絶対に覚えておきたい表現です。
コンセント:outlet または socket
コンセントは和製英語なので、海外に行っても全く通じません。一般的にアメリカでは”outlet”(アウトレット)、イギリスでは”socket”(ソケット)と呼ばれており、ふたつとも覚えておくのが無難です。
ドライヤー:hair dryer
ドライヤーだけだと、海外の人は「大きな乾燥機」を想像してしまいます。ドライヤーは「hair dryer(ヘアドライヤー)」と、髪を乾かすことをちゃんと伝えなければいけません。
電子レンジ:microwave
海外のホテルやゲストハウスなどでもよく使用される電子レンジは、英語では”Microwave”と呼びます。「マイクロ波による水分子の振動で熱を起こす」ことから、その名がつけられました。
キーホルダー:Key Ring
おみやげで大人気のキーホルダーですが、”Key Ring”(キーリング)が正しい英語表現です。海外で「キーホルダーはどこですか?」と店員さんに聞くときのために、覚えておいて損はないでしょう。
食べ物編
フライドポテト:French fries
ファストフード店でポテトを注文したとき、伝わらなかった経験がある方もいるのでは?「フライドポテト=揚げたポテト」という意味で一見伝わりそうですが、英語では”French fries”と言います。
アメリカンドック:corn dog
「アメリカ発祥の食べ物」ということから、日本ではアメリカンドックという名称が浸透していますが、本来は”corn dog”(コーンドック)です。衣に小麦粉ではなくコーンミールを使っているので、こう呼ばれています。
シュークリーム:cream puff
シュークリームは元々フランス語で、その後日本でもシュークリームと呼ぶようになりました。アメリカ人に言うと”shoe cream”(靴のクリーム)だと聞き取られてしまうので要注意です。
レモンティー:tea with lemon
レモンティーでそのまま通じそうですが、正解は”tea with lemon”(レモン入りの紅茶)となります。”lemon tea”と言うと、レモンを抽出して作ったお茶というイメージになってしまいます。
ココア:hot chocolate
冬になると飲みたくなる温かいココア。海外では”hot chocolate”(ホットチョコレート)と呼びます。カフェのドリンクメニューによく書かれているので、頼みたくなったら注文してみましょう。
場所編
フロント:reception
日本ではホテルの一階で受付を行う場所をフロントと呼びますが、英語では、”reception”(レセプション)と言います。また、この単語はホテルだけでなく、病院の受付なども指します。
トイレ:bathroom / restroom
英語では、”toilet”(トイレ)=「便器」の意味になり、言いたいことは伝わるかもしれませんが、”bathroom”の方がよく使われます。また、”restroom”は少しフォーマルな言い方です。
コインランドリー:laundromat / laundry
海外でコインランドリーと言うと「コインを洗う場所」だと思われてしまいます。そのため、あまり聞き慣れないですが”laundromat”もしくは”laundry”と言うようにしましょう。
ガソリンスタンド:gas station / service station
ガソリンもスタンドも英語なので一見正しそうに見えますが、正解は”gas station”。ガソリンスタンドを表す他の単語”service station”はSSと略されることもあります。
パーキング:parking lot / car park
海外では、パーキングだけだと通じません。英語では”parking lot”(パーキングロット)や”car park”(カーパーク)と呼びます。パーキングの場所を尋ねるときには注意が必要です。
これらの和製英語はまだほんの一部。海外で円滑なコミュニケーションを図るためにも、しっかりと正しい英語を身につけておきましょう!